幅広く事業を展開しているがゆえのわかりづらさ
核となる強みを整理し直感的に伝える
産業用機械を扱う総合機械商社の第一実業株式会社様では、複雑な事業構造をステークホルダーへどう分かりやすく伝えるか、そして他社との差別化をどう図るかが統合報告書における大きな課題でした。複数の要素が絡み合うことで生じていた「もやもや感」を払拭すべく、同社は3年ぶりのリニューアルに向けたコンペを開催。アドバンドはお客様が本来持つ強みにゼロベースから切り込む構成案を提示し、パートナーに選定いただきました。 制作にあたっては、まず全7事業の事業本部長への徹底したインタビューを敢行。複雑なビジネスモデルの構造を一つひとつ紐解き、文字情報に頼りすぎないシンプルな構造へと再構築しました。さらに、会長・社長メッセージの制作過程で同社の真の強みが「現場のエンジニアリング力」にあると着目し、当初の計画にはなかった本部長インタビューと特設ページを提案・追加。他社との違いが明確に伝わる、一本の軸の通った成長ストーリーを完成させました。また、投資家面談での課題だった「経営戦略とマテリアリティの連動」に着目し、未来の価値創造へと繋がるプロセスを躍動感のあるストーリーとして再定義しました。 このリニューアルの結果、「日経統合報告書アワード」の評価点数も向上。これまでの制作実績を活かし、現在はグループ社内報の制作にも携わっています。今後はインナーとアウターの両面から第一実業様の魅力を世の中に発信し、より強固なブランドイメージの確立を支援してまいります。
Type
統合報告書
Client
第一実業株式会社
Business Type
総合機械商社
Specification
A4縦 無線綴じ
#ポップ #左綴じ

ビジネスモデル
ほかの商社と何が異なるのか。どこに強みがあり、なぜ勝っていけるのか、という読者の疑問を端的に解決するページとして作成。独自性の訴求方法を整理し、特に同社を始めて知るステークホルダーにとって理解しやすくなるよう工夫した。

価値創造プロセス
従来の「左から右へ広がる」典型から脱却。同社の持つアセットや戦略が、未来のビジョン達成へと立体的につながっていく様子を、躍動感のある形で再構築し、成長ストーリーを視覚的に表現した。

マテリアリティ
マテリアリティが「2030年の目標達成に向けた経営戦略の起点」と位置づけられたことを受け、報告書全体のストーリーと深く結びつけた構成へと落とし込んだ。よくあるESGの切り口で一律に分類せず、実際の事業活動とダイレクトに紐付けて語ることで、価値創造のストーリーに一貫性を持たせている。
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